2016-07-01
まずはお茶の飲み方から
まずはお茶の飲み方から変えましょう
いままで散々お茶の品質の低下を嘆いてきました。
その原因は現代人のお茶に対する無知からだと思います。
正しいお茶の飲み方を知らない。
間違ったやり方で高級茶を飲んでいる。
それに関してはもう一つ大切なことが見逃されています。
それは、高級煎茶や玉露の趣味のお茶、非日常のお茶と、番茶や低価格のお茶、つまり、常茶とははっきり区別して扱わなければならないということです。
この二つは、飲み方やお茶を飲む道具がまるで違うのですが、過去、お茶に関する様々な活動をしている文化人でさえこの二つを分けることなく非日常のお茶を常茶の延長上のものとしか認識していませんでした。
かの小川八重子さんや、波多野公介さんにしてもこの二つが全く異質のものであることに気が付いていなかったのです。
そのことが、現在の混乱を読んでいるのではありませんか。
文化の面で考えればよくわかります。
非日常のお茶では、過去、膨大な文化やその遺産の蓄積があります。
これは茶の湯に引けをとりません。
もう一方の常茶はどうでしょう。
これは、あまりに生活に密着し過ぎていたため、文化をいうほどのものは発達しませんでした。
農作業の一服の時、大きな土瓶にいっぱいのお茶を沸かし、それをかけた茶椀や日常雑器のお椀などで飲んでいたのです。
この日常雑器を見直してそれなりの民芸としての評価が与えられたのは、大正末期に柳宗悦により民芸運動が始められてからのことでした。
誤解をしてもらっては困るのですが、私は、非日常の茶が日常のお茶より優れているとはいっていません。
この二つははっきり別物だから区別しなければならないといっているのです。
そして、この高級煎茶や玉露などの非日常のお茶を正しいやりかたで楽しんで欲しいのです。
煎茶の正しい飲み方で、高級煎茶のすばらしさを体感すれば必ずやその汲めども尽きぬその魅力の虜になることは間違いありません。
そして、多くの人たちが、本物の煎茶を飲むようになれば、自然と在来種も見直され、昔日のような煎茶の隆盛も夢ではなくなることでしょう。
それが、私のこのブログの目的なのです。
いままで散々お茶の品質の低下を嘆いてきました。
その原因は現代人のお茶に対する無知からだと思います。
正しいお茶の飲み方を知らない。
間違ったやり方で高級茶を飲んでいる。
それに関してはもう一つ大切なことが見逃されています。
それは、高級煎茶や玉露の趣味のお茶、非日常のお茶と、番茶や低価格のお茶、つまり、常茶とははっきり区別して扱わなければならないということです。
この二つは、飲み方やお茶を飲む道具がまるで違うのですが、過去、お茶に関する様々な活動をしている文化人でさえこの二つを分けることなく非日常のお茶を常茶の延長上のものとしか認識していませんでした。
かの小川八重子さんや、波多野公介さんにしてもこの二つが全く異質のものであることに気が付いていなかったのです。
そのことが、現在の混乱を読んでいるのではありませんか。
文化の面で考えればよくわかります。
非日常のお茶では、過去、膨大な文化やその遺産の蓄積があります。
これは茶の湯に引けをとりません。
もう一方の常茶はどうでしょう。
これは、あまりに生活に密着し過ぎていたため、文化をいうほどのものは発達しませんでした。
農作業の一服の時、大きな土瓶にいっぱいのお茶を沸かし、それをかけた茶椀や日常雑器のお椀などで飲んでいたのです。
この日常雑器を見直してそれなりの民芸としての評価が与えられたのは、大正末期に柳宗悦により民芸運動が始められてからのことでした。
誤解をしてもらっては困るのですが、私は、非日常の茶が日常のお茶より優れているとはいっていません。
この二つははっきり別物だから区別しなければならないといっているのです。
そして、この高級煎茶や玉露などの非日常のお茶を正しいやりかたで楽しんで欲しいのです。
煎茶の正しい飲み方で、高級煎茶のすばらしさを体感すれば必ずやその汲めども尽きぬその魅力の虜になることは間違いありません。
そして、多くの人たちが、本物の煎茶を飲むようになれば、自然と在来種も見直され、昔日のような煎茶の隆盛も夢ではなくなることでしょう。
それが、私のこのブログの目的なのです。
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